仕事も研究も、答えは「現場」にある
製造業と地理学には関連性が無いと思われるかもしれません。
私は「地図マピオン」を運営する株式会社ONE COMPATHで法人向け地図商材の企画を担当しています。地図を扱う会社ですので、このような商材を考える上で、学部時代に学んできた地図や地理学の知識が直接役に立っていると感じています。その上で、地理学の根本的な考え方である「空間内で発生している事象と事象の相互関係を明らかにしていく」ことは、クライアントの動向や市場動向、消費者の動向などを考えるマーケティングにとても役立っていると感じています。
机上だけでなく大気現象を捉えるために現場へ足を運んだ経験は大きな財産となりました。時々刻々と絶えず変化する天気のように、庁舎の移転や組織改変など、大きな転換期を迎える気象庁で、日々研鑽に努めています。