東京都千代田区富士見2丁目17−1

米家志乃布先生出版記念シンポジウムのご案内

法政大学文学部地理学科

米家志乃布先生出版記念シンポジウムのご案内

法政大学江戸東京研究センター 江戸東京アトラスプロジェクト
異域から国土へ
「近世蝦夷地の地域情報/日本北方地図史再考」出版記念シンポジウム
趣旨:
17 世紀以降,ヨーロッパ諸国や江戸幕府などの手によって蝦夷地に関するさまざまな地図が作られてき
ました.その表現は海岸線を表現するものから沿岸の集落を風景画的に表したものまで多岐にわたりま
す.これらの地図の変遷から,日本にとって異域であった蝦夷地が,地図による地域情報の表象を通じて
国土に包摂されていく過程を読み取ることができます.
本学文学部の米家志乃布教授が,こうした蝦夷地/北海道の地図に関する研究成果をまとめた「近世蝦
夷地の地域情報/日本北方地図史再考」(法政大学出版局)を2021 年5 月に出版しました.本シンポジ
ウムでは,書籍には掲載できなかったカラー画像をふんだんに用いて日本の北方地図史の展開をたどり
ます.コメンテータには日本地図学会会長の森田喬・法政大学名誉教授,日本の怪談文化研究者で前江戸
東京研究センター長の横山泰子・法政大学教授を迎え,地図表現を通じた地域認識の意味や地図に現れ
る日本文化についても議論を深めます.
日程:2021 年8 月4 日(水)17:30-19:30
開催方法:Zoom によるオンライン開催
参加料:無料
主催:法政大学江戸東京研究センター
共催:法政大学国際日本学研究所/法政大学エコ地域デザイン研究センター
プログラム
17:30-18:30 講演「近世蝦夷地の地域情報/日本北方地図史再考」
米家志乃布(法政大学江戸東京研究センター/文学部)
18:30-19:30 ディスカッション
コメンテータ:森田喬(法政大学名誉教授/日本地図学会会長)
横山泰子(法政大学江戸東京研究センター/理工学部)
進行:福井恒明(法政大学江戸東京研究センター/デザイン工学部)

お申し込みは、こちら 

PAGE TOP